側弯症
- 学生時代の検査で側弯症と言われたが、病院の検査では経過観察だった
- 鏡を見ると姿勢が横方向に曲がっていて、お尻が横に出ているように見える
- 服選びはいつも、お尻まで隠れるのを選ぶようにしている
- 旅行先でお風呂に入るのは、なんとなく気を使う
- 姿勢のせいか、腰や肩、背中周りになんとなく違和感や痛みがあることがある
- 病院で、手術をすすめられたが、手術だけは嫌だ
- 杖をついたりシルバーカーを使わないと、うまく歩けない
側弯症が改善しない意外な理由
側弯症は背骨が側方へと曲がる脊柱の病気で捻じれが伴うことが多く、曲がる角度が20度を超えると注意が必要になります。
原因としてはホルモンの異常や神経・筋からくるもの、外傷が原因となるものなど様々考えられていますが、多くは原因不明の特発性です。
主な症状としては、見た目でも分かる背骨の大きな曲がりがあり、体のバランスが崩れることで腰痛・肩こり・偏頭痛・首の痛み・不定愁訴など様々な症状を併せて起こすこともあります。ただし、症状は人それぞれで違いますし場合によっては無症状ということもあります。
しかし、いくら無症状であっても背骨が大きく曲がっていることで体のバランスを崩し色々なところに悪影響を及ぼしてしまうので、すぐにでも施術をして矯正することが大事になってきます。特に小さなお子さんは早期の段階で施術をすることにより改善しやすくなります。
病院の主な施術法としては、軽度・中度の場合にはレントゲンを撮影して進行の度合いを経過観察したり装具を使ったりします。装具はコルセットが主に使用されますが、筋肉が痩せて筋力低下を招いてしまうので装具にできるだけ頼らないことが大事です。
装具ではなかなか難がある場合には、矯正力を強めるためにギブスを併用することがありますし、牽引を併用したりする場合があります。このような装具類でも症状が進行してしまう場合には手術を選択する必要もありますが、手術を選択することは最終手段と心がけておくことが大切です。
このような装具・牽引・ギブスなどによる保存観察を病院では試みますが、身体への負担や長期的な固定により精神的にも疲労しやすく私本人としてはオススメはしておりません。
しかし当院の整体では体の歪みやバランスの崩れを施術により改善することを考えますし、人間に備わっている自然ち癒力を最大限に活かすことも大切にします。このように整体などによる施術は合併症などもなく安心して続けることが可能です。
軽度・中度の背骨の曲りなら病院や整体などで施術を受けることで根本改善させることは十分に可能です。ただ、背骨の曲りが40度以上の重度の場合は、正常な状態に戻すことはなかなか難しくて、仮に手術をしたとしても完全に正常な状態に戻すことは難しいと言われています。しかし、改善することはできないと諦める必要はなくて、状態によって改善させることは十分に可能です。
当院での考え方としては、重力との関係を非常に大事にして体を考察していきます。また、そこに当院独自の検査法をもちいて根本原因を探し出します。
重力を本来持っている脊柱の方向で受けられないと、曲がってきます。そしてそこに余計なエネルギーが発生し手様々な症状を引き起こすのです。それをいかに早期の段階で重力に対しての拮抗力を高めて行くかがポイントにもなりますし早期回復の道しるべにもなります。
側弯症になってしまう原因
先天性のもの以外は、その方のクセや日常の体の使い方でおきてくることがほとんどです。
本来人間は脊柱が真っ直ぐあり、その長軸方向に重力を受け、立位や座位の姿勢を保持しています。これがからだのクセなどにより長軸方向に重力を受け止められず、曲がってくるのです。
当院での改善法
当院ではまず、土台である骨盤を円滑に動かすことに重きを置き施術していきます。
土台が安定してこなければ、その上の背骨は真っ直ぐ立ちません。骨盤の安定後、重力対応ができるよう背骨に対しても長軸方向に重力対応できるよう施術していきます。